沖縄が、今静かに注目を集めています。
2019年10月に火災で焼失した首里城の正殿が、2026年秋の完成を目指して復元工事が進んでいます。
「見せる復興」をテーマに掲げた令和の復元工事では、作業の様子を間近で見学できる機会も設けられ県内外から多くの人が復興の歩みを見守っています。
そんな首里城の象徴ともいえるのが、あの鮮やかな赤瓦。
実は、宜野湾市のラグナガーデンホテルにあるスパ施設「さふぃスパ沖縄」のインドアサウナには、赤瓦がサウナ空間のデザインに取り入れられています。今回は、沖縄の伝統美をめぐるサウナ体験をご紹介します。
赤瓦に刻まれた、琉球の記憶
青空に映える赤褐色の屋根瓦――「赤がぁら(赤瓦)」は、沖縄の原風景のひとつです。
沖縄の赤瓦は18世紀頃から普及した伝統的な瓦で、クチャと呼ばれる海洋性堆積物を主原料とし、高温で焼き上げた粘土瓦です。
赤瓦はもともと、首里城正殿をはじめとする王府・役所の建物や神社で用いられ、次第に貴族や士族の住宅へと広まっていきました。
一般住宅で瓦の使用が認められたのは明治22年以降のことであり、長い間、赤瓦は特別な存在であり続けました。
赤瓦には適度な吸水性があり、急な雨を吸収し晴れると蒸発させることで室内を涼しく保つ機能もあります。
美しいだけでなく、沖縄の気候に寄り添った実用的な素材でもあるのです。

「赤がぁらサウナ」で体感する、琉球の熱
さふぃスパ沖縄のインドアサウナ「赤がぁらサウナ」は、そんな赤がぁらを現代のサウナ空間に落とし込んだ一室です。
赤褐色の瓦が醸し出す温かみある色調の中に、本格的なサウナが備わっています。
ストーブはドイツのEOS社製タワー型「SaunadomeⅡ」。最大100kgのサウナストーンを収容でき、温度のムラが出にくく安定した熱環境が保たれます。輻射熱によって身体の芯からじっくりと温まるのが、このサウナならではの心地よさです。セルフロウリュも可能で、自分のペースで蒸気をコントロールしながら深い発汗を楽しめます。
サウナ後は2種類の水風呂で「冷冷交代浴」を。ジェット水流付きの水風呂はサウナ初心者の方にも入りやすく
約9℃以下のシングル水風呂は本格的なととのいを求めるサウナ愛好家にも満足感の高い仕上がりです。


「やちむんサウナ」で感じる、海と土のぬくもり
もう一方の「やちむんサウナ」では、沖縄の伝統工芸「やちむん(焼き物)」の世界観をまとったもうひとつの空間が広がっています。
やちむんは、かつて中国や東南アジア諸国との交易で技術を吸収しながら発展した、沖縄独自の陶器文化です。
素朴で温かな質感と、釉薬が生み出す藍色の艶が特徴で、さふぃスパ沖縄のやちむんサウナでは
その青い海の空気感をひとつの空間に表現しています。光のあたり方によって表情を変える陶の質感に包まれながら
静かに汗を流す時間は、サウナというよりも、沖縄の工芸品の中に入り込むような感覚です。
両サウナとも男女入替制で運営されており、滞在日やご利用日を変えることで、どちらの空間もお楽しみいただけます。


日帰りサウナとして、県内・県外どちらからもぜひ
さふぃスパ沖縄は、宜野湾市のラグナガーデンホテル内にあり、日帰りサウナとしてもご利用いただけます。
更衣室にはReFaのヘアドライヤー・シャワーヘッドとRyuSpaのスキンケアアメニティを完備。
サウナ後はドリンクディスペンサーでアクエリアスやリアルゴールドなどを自由に補給でき、
サウナーの間で話題の「アクエリアル」(アクエリアスとリアルゴールドをミックスしたドリンク)も人気です。
首里城の復興に関心を持つ方も、サウナ好きの方も、沖縄の文化や工芸が気になる方も。若い世代をはじめ県内・県外を問わず、さまざまな方に楽しんでいただける空間です。ぜひ一度、琉球の歴史を肌で感じるサウナ体験にお越しください。



