さふぃスパ沖縄インドアサウナリニューアル〜沖縄伝統「琉球赤瓦」デザインの魅力と機能性を解説

県宜野湾市のラグナガーデンホテル内にあるさふぃスパ沖縄では、2025年12月末、浴場併設のインドアサウナを全面リニューアルしました。インドアサウナ改修のメインコンセプトは”琉球”。男性浴場・女性浴場にそれぞれ併設されているサウナが、どちらも琉球(沖縄)らしく生まれ変わりました。

今回ご紹介するのは、2つあるインドアサウナのうちの1つ「赤がぁら」。その名の通り、沖縄の古民家によく使われている「琉球赤瓦(あかがーら)」を用いたデザインです。本記事では、その特徴と赤瓦を壁面に採用するメリットについてご紹介いたします。

目次

沖縄宜野湾市のさふぃスパ沖縄におけるサウナリニューアルの概要

さふぃスパ沖縄は沖縄本島中部・宜野湾市のラグナガーデンホテル内にあり、那覇市や浦添市、北谷町からもアクセスしやすい立地にあります。このたびのリニューアルは、男女それぞれのサウナ設備の見直しと快適性向上を目的として行われました。

中でも注目されるのが、既存の浴場併設サウナをリノベーションした「赤がぁら」「やちむん」の2つのインドアサウナ です。そのうちの1つ、「赤がぁら」の内部の壁面には、沖縄の赤瓦が用いられています。それによりサウナ内の雰囲気が一新され、また、西日本初上陸のEOS社製サウナストーブ【SaunadomeⅡ】を設置することにより、伝統文化と現代の快適性が融合した空間が実現しました。

「赤がぁら」の赤瓦壁面に使用される沖縄瓦の特長

沖縄の赤瓦は主に粘土を原料とした瓦で、長年にわたり沖縄の伝統建築に用いられてきました。赤褐色の色調は、焼成過程で生じる酸化鉄を含む土の特徴によるもので、風土に適した耐久性が評価されています。

赤瓦の主な特徴は以下の通りです。

📍耐候性と耐久性:沖縄の気候は高温多湿であり、台風も頻発しますが、赤瓦は塩害や強風に耐えうる強靭な性質を持っています。
📍断熱性:粘土瓦の特性である断熱効果により、建築物の内外の温度差を緩和し、快適な室内環境の維持に貢献します。
📍自然素材であること:赤瓦は自然の粘土を焼いて作られているため、化学物質の使用が少なく、環境に配慮した建材です。

これらの特性から、赤瓦は沖縄の気候風土に適した建築資材として、多くの住宅や建物に用いられてきました。

赤瓦壁面をサウナに採用するメリットとその効果

さふぃスパ沖縄のリニューアルにおいて、「赤がぁらサウナ」の壁面に赤瓦を使用したことには、以下のような具体的なメリットがあります。

1. 蓄熱効果と温度の安定化 

赤瓦は、沖縄の伝統的な住宅屋根に使われるクチャ(泥岩)を主原料とした焼き物です。熱容量が大きく、一度温まると熱を逃がしにくい特性を持っています。サウナストーブの熱を瓦が吸収・蓄積するため、ロウリュやドアの開閉による急激な温度低下を防ぎ、安定した温度を保ちやすくなります。

2. 優しい輻射熱(遠赤外線)

瓦自体が温まることで、壁面全体から温かさを発する輻射熱(遠赤外線)が生まれます。空気を直接加熱する対流式サウナとは異なり、身体の芯から温める作用が強く、刺激の少ないマイルドな温感効果が期待できます。

3. 調湿効果(赤瓦の特性)

赤瓦は吸水性が高く、多孔質な素材です。サウナ内の過度な乾燥を防ぐほか、ロウリュ(瓦に直接水をかけると、なお良い)で発生した蒸気を適度に取り込み、その後ゆっくりと放出するため、安定した湿度を維持できます。

近隣のサウナ施設との差別化と地域への貢献

沖縄県内には多くのサウナ施設がありますが、さふぃスパ沖縄の「赤がぁらサウナ」の赤瓦壁面は、沖縄という地域性を活かした特徴ある取り組みとして位置づけられます。

沖縄という地域の中で、伝統的な素材を用いた建築的アプローチがなされていることは、那覇市や沖縄市などを含む県内のサウナ市場においても注目されるポイントです。利用者に琉球文化を感じてもらえる環境の提供は、地域の観光振興や地元コミュニティの活性化にも寄与するものと考えられます。

さふぃスパ沖縄のサウナリニューアルに伴う赤瓦の壁面仕様は、その機能性と地域文化の融合が評価されるものです。宜野湾市および那覇近隣の皆様にとって、新たなサウナ体験の場としてぜひご利用いただきたい施設となっております。

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